服を選ぶとき、「なんとなく似合わない」「垢ぬけない気がする」……そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
私はまさにそうでした。
気に入って買ったはずの服なのに、なぜかしっくりこない。
鏡を見るたび「思ってたのと違う」と感じる。
そんな日々から抜け出せたきっかけが、「骨格診断」と「パーソナルカラー診断」でした。
骨格診断で知った「似合う形」

私が診断された骨格タイプは「ウェーブ」。
華奢で重心が下にあるタイプで、上半身はコンパクト、柔らかい素材やウエストマークが似合うのが特徴です。
この診断を受けるまで、私はずっと「ハリのあるシャツ」「ストレートパンツ」「ざっくりニット」などを選んでいました。
きちんと感はあるのに、なんだか野暮ったく見える……。
でも、ウェーブタイプの特徴を知ってから、柔らかくてフィット感のあるトップスや、ウエストが絞られたアイテムに切り替えてみたところ、驚くほど垢ぬけた印象に!
服の形がここまで印象を左右するのかと、目からウロコでした。
パーソナルカラー診断で「しっくりくる色」と出会う

同じタイミングで受けたパーソナルカラー診断では、「サマータイプ」と診断されました。
青みがかったやわらかい色、くすみカラー、マットな質感が得意なタイプです。
それまでは、ベージュやカーキ、くっきりした黒など「無難そう」「使いやすそう」な色ばかり選びがちでしたが、顔がくすんで見えたり、なんとなく疲れて見えたりしていた理由がここで判明。
診断後は、ラベンダーやスモーキーピンク、ソフトなネイビーなど、自分に似合う色を意識して選ぶようになりました。
すると、顔色が明るく見える、鏡に映った自分が「いい感じ」に見える……その変化に自分自身がいちばん驚きました。
「似合う」から入ると、服選びが圧倒的にラクになる

診断を受ける前は、服を買うたびに迷い、失敗し、なんとなく着ない服がどんどん増えていました。
でも今は、「自分に似合う軸」があるから、選択肢が自然と絞られます。
店頭で「かわいい」と思っても、形や色が自分に合わなければスルーできるし、試着して「やっぱり違う」と思ったら潔くやめられる。
結果的に、無駄な買い物が激減しました。
「なんとなく買ったけど、結局着ない」服がなくなり、クローゼットもすっきり。
朝の服選びがぐっとラクになりました。
おしゃれが苦手な人ほど、診断を味方に

私はもともと、流行を追いかけるのも、コーデを考えるのも得意ではありませんでした。
でも、骨格診断とパーソナルカラー診断を受けてからは、「似合う」という確かな基準ができたことで、服選びがちょっと楽しくなりました。
もし、今の自分の服装にしっくりこなさやモヤモヤを感じているなら、一度プロの診断を受けてみるのもおすすめです。
「なんでこれが似合わないんだろう?」が「これが似合うから、こっちは違うんだ」と変わるだけで、おしゃれのハードルはぐっと下がります。
似合う服がわかるって、こんなに心強いことなんだ——そう思えた経験でした。