「今日の服、どうしよう…」
クローゼットの前でため息をつく朝。
子どもが生まれる前は、あんなに楽しかったはずの服選びが、いつからか「動きやすくて、汚れてもいい服」を選ぶだけの作業になっていませんか。
慌ただしい毎日の中で、自分のことは後回し。
ふと鏡に映る自分を見て、なんだか少しだけ切ない気持ちになる。
そんな経験、きっと私だけではないはずです。
この記事では、子育て中の今だからこそ、なぜ私がおしゃれを大切にしているのか、そして「自分らしさ」を諦めないことが、心にもたらす嬉しい変化についてお話しします。
これは、単なるファッションの話ではなく、忙しい毎日を少しでも機嫌よく過ごすための、私なりの工夫についての記録です。
「今日の私、好きかも」と思える服がくれる自己肯定感

子どもが中心の生活になると、服装の基準は「機能性」や「安さ」になりがちです。
もちろんそれも大切ですが、それだけで服を選んでいると、心が少しずつしぼんでいくような感覚がありました。
私にとっておしゃれは、誰かに褒められるためというよりも、自分のためのもの。
「今日の私、好きかも」と心から思える服を身にまとうと、不思議と背筋が伸びて、一日を前向きな気持ちで始められます。
それは、自分の機嫌をとるための、一番手軽なツールなのかもしれません。
特に、パーソナルカラーであるサマーの色合いや、骨格ウェーブに合う柔らかな素材の服を着た日は、鏡を見るのが少しだけ楽しくなります。
ママが笑顔でいることこそ、家族にとって一番の幸せに繋がります。
だから私は、自分を大切にするための一つの手段として、おしゃれを諦めないことに決めました。
おしゃれは「消費」じゃない。「自分を知る」ための投資

「おしゃれにはお金がかかる」そう思っていませんか?
確かに、むやみに流行の服を買い足していては、いくらお金があっても足りません。
しかし、骨格診断やパーソナルカラー診断をきっかけに、私の考えは大きく変わりました。
それは、おしゃれは「消費」ではなく、「自分を知る」ための投資だということです。
自分に似合うものの軸が分かると、たくさんの服は必要なくなります。
本当に自分を輝かせてくれる数枚の服があれば、自信を持って着回すことができるからです。
これは、コンビニ社員時代「選択肢が多すぎると、お客様はかえって選べなくなる」という事実を学んだ経験とよく似ています。
自分に似合うものを知ることは、結果的に時間とお金の節約になるんです。
私はこれを、「自分だけの正解」を見つけるための、自分への投資と捉えています。
「私」を主語にして、今日からできる小さな一歩

ここまで、私がおしゃれを諦めない理由についてお話ししてきました。
それは、自分を好きでいるためであり、自分という人間を深く知るためでもあります。
この記事を読んで、「私も何か変えてみたい」と思ってくださったなら、まずは小さな一歩から始めてみませんか?
大掛かりなワードローブの改革は必要ありません。
まずは週に一度、お気に入りのアクセサリーを身につけるだけでもいい。
リップの色を少し変えてみるだけでも、気分は大きく変わるはずです。
大切なのは、「私」を主語にして、自分のために時間を使うこと。
「ママだから」を理由に諦めるのではなく、「ママだからこそ」自分を大切にする時間を見つけてみませんか。
鏡の中の自分が少しだけ輝いて見えると、きっと毎日がもっと愛おしくなるはずです。