子育て中の毎日、ふと鏡を見たときに「なんだか昔より似合わなくなったかも」と感じることはありませんか?
かつては大好きだった服やメイク。
でも、30代になり、ライフスタイルも体型も価値観も変わっていく中で、「これ、本当に今の自分に合ってる?」と戸惑う瞬間が訪れることも。
今回は、そんな“似合わなくなったかも問題”に直面したときに、どう心を整理するか、私自身の経験を交えて綴ります。
似合わなくなった=終わり、じゃない

まず伝えたいのは、「似合わない」と感じたその瞬間が、何かの“終わり”ではないということ。
むしろそれは、今の自分にちゃんと目を向けている証です。
過去の「似合う」は、過去の自分に合っていたもの。
変化していくのは、自然で前向きなこと。
だからこそ、これからの「似合う」を見つける楽しさが生まれるんです。
「似合う」の軸をアップデートしてみる

似合わないと感じたら、一度「今の自分」の軸で考え直してみるのがおすすめです。
たとえば、昔はフレアスカートが得意だったけど、今はワイドパンツのほうがしっくりくる。
体型や骨格、全体のバランスが変わることで、しっくりくるシルエットや着こなしも変化します。
骨格診断やパーソナルカラー診断を参考にするのもひとつの手。
プロの視点を取り入れることで、意外な新発見があるかもしれません。
「似合う」より「好き」を優先してもいい

30代になって、「似合うかどうか」よりも「着たいと思うかどうか」を大切にしたい気持ちが強くなりました。
「これは私の気分を上げてくれる服」
「この色を身に着けていると、自分らしくいられる」
——そんな直感を信じることで、自信を取り戻せる瞬間があります。
育児や家事に追われる日々の中で、ふとした瞬間に気分を上げてくれる服は、立派な“心の栄養”です。
手放すことで、また一歩前へ

それでもどうしても「もうこれは着ないな」と思うものは、感謝とともに手放しましょう。
過去の自分を支えてくれた大切な一着。
それを手放すことは、今の自分を受け入れ、次のステージへ向かう小さな一歩です。
「これまでありがとう」と心の中でつぶやきながら、次に進む準備をする。
その行動こそが、自分自身への優しさだと思っています。
変わることは、自分を大切にすること

30代になり、ママという役割が加わると、どうしても「自分らしさ」が揺らぐ場面があります。
でも、変化することは悪いことじゃない。
それは、今の自分をちゃんと見つめて、より心地よく生きようとしている証拠です。
「もう似合わないかも」と感じたら、自分の変化に気づけたサイン。
少し立ち止まって、心と向き合ってみる時間を作ってみてください。
新しい「似合う」は、きっと今のあなたに寄り添ってくれるはずです。